神樹の館
この作品は…実は最近忙しかったため、初めてプレイし始めたから随分時が経ったのう。それに、眠りながらプレイするのも多いから、どんな話をするのかさえもあんまり覚えなくてね。だとしても、まあ、地雷じゃないのは確かだ。はっきり言って、いい「館物」の類に入れるんだ。それに、シナリオライターの田中ロミオ(山田一)氏の働きによって、辻褄が合わないところもそうそうないし、一言言えば上出来だと思います。
さて、肝心な中身のほうはどうかな。シナリオそのものはいい物語に成り立っててが、「本当に語りたいもの」についてなら、「深い奥がある」なんて私はそんなに感じないんだ。一番覚えててのは、多分紫織ルートに、紫織が「生れ落ちるということは、この世の中に迷いこむことなのだ」と言ったときだろう。確かに「人生如戲」、我々は自分は一体何処に居るか、していることは何の意味を持つ、またどんな影響を起こすのか結局分からないままかも。だが「自分の好きに成す」と、その同じように、「もっと良い生き方がある」と知ったとき、何故選ばないのかな。秋成の言うとおり、紫織はやはり「自分も屋敷の一部」のせいで秋成を誘うつもりだろう。そう言えば、竜胆ルートを除いて、私なりに最もいいエンドも紫織出て行くエンドかな。双子とは館に閉じ籠もったし、麻子のは声を失った。ああ、勿論、一番いいのはやはり初々しい(?)竜胆だ。ついでに、竜胆の声(CV:藤嶋永遠)が…それはそれで奇妙だ。だがこの声優さんの参加したゲームはこれっきりだそうね。って言っても、他にどのような役を演じればいいのかも怪しいけどね、こんな声は。
工月はずっと真実から隠されたが、それは彼に覚悟が出来ないだろう。彼は全てを捨てるほどの予想はしなかったためだな。(在麻子ルート,紫織一直對沒有「承擔一切」覺悟的局外人工月誤魔化してる,目的恐怕也是不想把他捲進來。)
ネタは…クリックしてみなよ。これは神樹の館に辿り着いた人々に、ヒトカタになることを受け取った、そしてその末裔の行方を語る物語。双子の中に、斎は伊美を救えなかった「罪」を意識して、苦しんでいる。一方、伊美は斎をその苦しみから解放することを望んで。麻子は元々館の住人が竜胆を取り残すために作られた人形。竜胆がもっと外(或いは「愛」)のことを知りたいため生かさせ、外に放り出した。此度館に戻したのは運命とも言えるんだろう。紫織は昭和8年から館に向かって、研究を行いつもりだった女性。だがそのまま館に飲み込んで、書物になった。以来死なないし、年もとらな� ��。そして最も根源たる竜胆は精霊のような存在。偶々神樹に宿って、そしてある事件に巻き込んで、それで離れなくなった。秋成が来たの蔭で、また新しい人生が渡れるようになった。…どうやらネタをばれまくった様子でね。
この手(民俗学)のネタは昔顔のない月や鎮花祭や、色々見ましたね。上手く扱えるなら一流の作品になるんだよ。実は私はこういうのに弱いんだ。だから一旦民俗学に係わるだと知ると目がないね。どうしても手に入れたいんだ。が、大勢のは考證が足らないため、普通になるんだ。私が見たいのは事実により作り上がった物語だがね、そんなのはライターには重荷かもね。
声優は大抵印象に合ってるだと思う。特に竜胆はかなり良い。音楽はそれ程ないんだが、最近の他のと並べば質が上だ。CGもよく出来たよ。いや、キャラデザインのほうかも。システムはまあまあかな、keyboardの支援は余りいいとは言えないんだ。ゲームデザインには一言だけ:地図モードは必要ないっ!時には面倒になるんだ。
と言うことで、本作はある屋敷に囚われたモノ達の行く末を語った物語としては上出来だが、「何かを感じさせる」のなら、まあまあだと。まあ、私が眠いのせいで何かを見逃した可能性もあるかも。最近、田中氏が企画原案担当したI/Oも発売しましたが、プレイステーション2でのため、未だプレイ出来ない、手にも入れないんだ。夏夢夜話のときもそうだった。まあ、縁があればね。
元々意をちゃんと通達するため中日混雑したのが、どうやら全日本語にする方が逆に上手く表現出来なくなった。それに、恥ずかしいながら、あんまり日本語をマスターしていないんだ。たとえ人に理解できない表現が出てこないことが出来ても、いつもぼろぼろな語り方をしてるから駄目だ。いろんなとこで中国語で話す方が便利だ。今度はいつもの様に戻りましょう。ただ、これからはなるべく句単位で言語を変えるほうがいいかな。
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